2023/08/26 12:00
古着の持つ魅力をたっぷり備えたハンティングジャケット。文字通り、狩猟に使われる専用のジャケットです。日本では馴染みがありませんが、ハンティングが盛んでレジャーとしても人気な海外では、ハンティングジャケットはポピュラーなワークジャケットです。今回ご紹介するは50’sのハンティングジャケットです。
古着の良さが分かるアナタにオススメ!味わい深いヴィンテージハンティングジャケット。
古くは貴族などの上流階級者のためのレジャーだったハンティング。しかし第二次世界大戦後、庶民が豊かになった50’sのアメリカでアウトドアレジャーとして定着します。そのため50年代には数多くのハンティングジャケットが生産されました。森や林などで仕事をするハンター達の身を守るジャケットが、ハンティングジャケットです。 丈夫なコットンのキャンバス、これをダック地とよび、平織りのキャンバスは摩擦につよい為、森や林の枝に引っ掛けても やぶれないジャケットはワークウェアとしても重宝されてきた歴史があります。
ハンティングジャケットならではのデティール!
ハンターたちは猟銃を抱えて森林に入ります。予備の弾丸も準備しておかなければなりません。ハンティングジャケットには、弾丸を詰め込むためのポケットがあります。場所は様々で、両胸にあったり、右わき腹近くにあったり。これはハンティングジャケットならではのデティールです。
また背中の内側には捕った獲物を入れる大きなポケットがあります。このポケットは両脇腹に入り口があります。防水加工のための塗料が塗られていたり、塩化ビニールで作られている場合もあります。これもハンティングジャケット特有のデティールといえるでしょう。
ハンティングジャケットの着こなし例
さて、前置きが長くなりましたが現代でもダック地といえば、ワークウェア、アメカジアイコンとして皆様の知るとおりです。 デニムやチノとの相性も同じワークウェアですので、バッチリです。 もちろん、ワークブーツも良く似合います。かなり使い込まれ、アタリも出ておりヴィンテージの味わいが楽しめます。全体的にヤレ感、アタリが出ていて、ヴィンテージ感たっぷりのジャケットです。アメカジ好き、古着の良さが分かるあなたにオススメです。
いかがでしたでしょうか。古着との出会いは一期一会。ぜひこの機会にあなたのコーデに加えてくださいね!
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