2021/11/15 20:00
アメカジ好きなら、1度はヴィンテージアイテムをゲットしたいと思うのは当然です。しかしヴィンテージモノは高額で、なかなか手が出せません。今回ご紹介するのはマーベリックのデニムジャケット。70年代のセルビッチデニムを使用したヴィンテージジャケットです。
▼ MAVERICK(マーベリック)とは
マーベリックは、ブルーベルのラインである「Wrangler(ラングラー)」の姉妹ブランドとして、1960年代に創業したとされています。ラングラーと同じく、ウエスタンな雰囲気を持つデニムや、ダンガリーが多いのも特徴です。ラングラーのステッチが「W」なのに対し、マーベリックは「M」。現在では、ヴィンテージ市場でもあまり見ることのなくなったブランドです。だからこそ、通好みのアイテムとして注目。着ている人が少ないので、周りの人と被らないというのも魅力的です。
▼ マーベリックデニムジャケットのディテール紹介
ラングラー124MJのマーベリック版にあたる3J03MJ。14OZの左綾デニムは、リーバイスとは違った肌触りが楽しめます。左右の胸ポケットにある「M」のステッチがラングラーとは大きく異なる点です。着丈は短め。サイズ表記は「40」ですが、縮んでおり、日本人サイズでM~Lサイズ程度になっています。
タグから年代がある程度判別可能です。マーベリックの通称「黒タグ」は、ブルーベルのマークの下に大きな「M」が特徴です。その下にMAVERICK、そしてMADEINUSAが入ります。これは主に70年代のマーベリックに多く見られるタグです。そのためこのデニムジャケットも70年代と思われます。
コーンミルズのデニムを使用していたと知られるラングラー、マーベリック。リーバイスでは赤ミミが有名ですね。ラングラー、マーベリックではミミ種類が豊富です。グリーン、ブルー、ホワイト、そしてゴールドと幾つかあるようです。しかしながらデニム生地に関する情報も少なく、その違いの意味合いはハッキリしていません。
チェーンステッチで上下を縫い止めています。たまに内側の縫製ラインが、端に沿って外れているのがヴィンテージの特徴だったり。ボタン裏の刻印もなにかを意味しているのでしょうが、よく分かりません。
ハンドウォーマーポケット内部もチェーンステッチ。50年代の頃の主流だった縫製も、まだこの年代には見られる特徴です。ラングラーとマーベリックは要所にチェーンステッチを多く使っています。
▼マーベリックデニムジャケットの着こなし方
アメカジアイテムなら、大抵のものとあわせることができます。ここではマーベリックの着こなし例をご紹介します。
着こなし・コーデ例①
▼ 最後に
いかがでしたでしょうか。レプリカもいいですが、やっぱり40数年前とはいえヴィンテージの風格を感じさせるデニムジャケットです。この機会にぜひ、あなたのコーデに加えてくださいね!
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