2019/10/31 18:00

私はアメカジも大好きですが、音楽も大好きです。アメカジライフを充実させる、アメカジファッションに合う音楽をご紹介しようと思います。革ジャンやミリタリージャケット、そしてジーンズにワークブーツというファッションが好きな方の音楽と言えば、Rockがすぐに頭に思い浮かぶのではないでしょうか。もちろんロックがアメカジに似合わないと言うわけではありません。しかしながらロック以外にもアメカジライフにぴったりな音楽は多数存在します。今回はFunk、Soul。古い曲ですが時代を超えて愛される名曲をご紹介します。

アメカジに似合うFunk&Soul:1

Leroy Hutson 【Getting It On】

リロイ・ハトソンは大学在学中にカーティス・メイフィールドに才能を見出され、卒業後、彼の後釜としてザ・インプレッションズに加入。在学中は同じくSoulシンガーであるダニーハサウェイとルームメイトだったそう。その後ソロ活動に入りますが、彼の楽曲が評価されたのは90年代に入りアシッドジャズムーブメントが起こったとき。Love,Oh,Loveは記念すべきソロ第1弾。1973年発表です。

ヒットとはいきませんでしたが、時代が早すぎたのでしょう。後年再評価され、音楽好きのマストアルバムとなっています。Getting it On(The Jay Johnson Affairのテーマ)はインストゥメンタルで、リロイ・ハトソンがシンセ、エレクトリックピアノ、パーカッションを担当。

アメカジに似合うFunk&Soul:2

Jimmy McGriff 【Red Sails In The Sunset】

ジミー・マクグリフはジャズ奏者に分類されることが多いのですが、おそらくジャズ好きからは敬遠されているアーティスト。ハモンドオルガンB-3好きの私にとっては素晴らしいアーティストなのですが。2008年になくなるまで活動していた偉大なジャズメンです。

1971年発表のアルバム「GROOVE GREASE」はジャズ愛好家よりも、SoulやFunk好きにとって素晴らしいアルバムとなりました。現在でも多くのアーティストに影響を与えたアルバムです。

アメカジに似合うFunk&Soul:3

Caesar Frazier【Sweet Children 】

シーザー・フレイザーも同じくハモンドオルガンB-3奏者。このアーティストもジャズ愛好家の間ではほぼ無名です。しかしながらSoulやFunk、R&B好きにとっては愛すべきアーティスト。ジャズ好きの方から「どんなアーティストが好き?」と聞かれたら真っ先に答えるアーティストの中の1人です。もちろん相手はキョトン?となりますけれど。
このSweetchildrenはCommonの楽曲にサンプリングされたのでご存知の方も多いでしょう。優しい旋律とウキウキするほど楽しいリズム。日曜の朝に聴きたい珠玉のFunk、Soulの名曲です。まだ現役で活躍中です。

アメカジに似合うFunk&Soul:4

Terry Callier 【You Goin' Miss Your Candyman】

テリー・キャリアーはジャズギタリスト。カーティス・メイフィールドの幼馴染で、ジョージ・ベンソンやジル・スコットヘロンらと交流。ですが当時の評価は高くなく、長く不遇の時代を過ごします。当時黒人のフォークシンガーはリッチー・ヘブンスによって開拓されていました。ジャズ、ソウル、ファンク、フォークのエッセンスを詰め込んだ彼独自の音楽性は、後年、DJ達によって再評価されます。
1972年発表のアルバム「 WHAT COLOR IS LOVE」は、音楽好きの中でも特に人気の高い1枚。その中からあえて「You Goin' Miss Your Candyman」をチョイス。パーカッションのリズムとギターのカッティング、なんともいえないテリーの歌声が大自然の雄大な大地を彷彿とさせ、スケールの大きさが好きなんです。もちろん私はウッドストックのトップを飾ったリッチー・ヘブンスも好きです。

アメカジに似合うFunk&Soul:5

Beginning Of The End 【Funky Nassau 】

レアグルーブの代名詞といってもよいビギニング・オブ・ジ・エンド。カリブ海の島国バハマ出身。兄弟・従兄弟同士で結成されたマイアミファンクの決定版。活動期間が非常に短かった為、現在でもオリジナルアルバムは高額で取引されています。
ナッソーとはバハマの首都。ホーンとドラム、パーカッションやうねるベースラインがかっこいい名曲です。この泥臭さこそFunkの真髄と言えるでしょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。今から40年以上も前の曲ばかりですが、現在まで愛され続ける珠玉の名曲ばかりをご紹介しました。アメカジに似合う音楽。60~70年代のファッションと共に、音楽もアナタのアメカジライフを充実させる役を担うことが出来れば幸いです。

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アメカジ古着ファッション販売のYUエンタープライズです。 私たちは『1つのモノを長く大切に使い続けたい』と思っています。 このことは、アメカジ、古着好きな方の共通項です。 流行に左右されない、長く使いたくなるヘビーデューティーなファッションアイテムのご紹介することをモットーにしております。時代を超えて愛されるファッションアイテムを皆さんに紹介し、そしてアメカジファッションライフを愛するアナタの応援をしています。私達と一緒にアメカジファッションを楽しみましょう!

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