2024/05/14 19:00
古着屋さんやリサイクル店で、購入したジーンズやジージャンなどの衣料品。そのまま着るには抵抗があるけれど、洗濯して色落ちしたら嫌だなぁと思ったことはありませんか。色が落ちていく姿を見るのもデニムの楽しみの1つではありますが、色落ち具合で選ぶ古着デニムの場合なら色落ちを抑えたいと悩んで当然です。でも、やっぱり気になるので洗濯したい!ここでは古着屋で購入したジーンズや、ジージャンさらにスウェットやパーカーの洗濯方法をご紹介します。
ベテランはジーンズ洗剤を使う
ジーンズなどのデニムに特化した洗剤があります。この洗剤はデニムの性質に合わせ、色落ちの進行を抑えながら、ホコリやチリ、人間の体からでる油脂汚れを落とすのに最適。ジーンズを沢山持っている人は一家に1つはあって然るべきでしょう。
おすすめデニム用洗剤
SAMURAIジーンズ雷石鹸
大豆オイルを採用した無添加。植物由来なのでデニムに優しい純石鹸です。
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STUDIO D'ARTISAN JEANS LAUNDRY DETERGENT
ジーンズメーカーが開発した洗剤だけあって、色落ちが楽しめる洗剤になっています。コインランドリーでも使いやすい石鹸です。漂白剤、柔軟剤、蛍光増白剤無添加。無香料。 石けんを主原料にし手肌にも、地球環境にも優しいエコロジー商品です!
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WAREHOUSE DENIM WASH VINTAGE 500ml
デニムが醸し出すタテ糸とヨコ糸、またインディゴ染料の相互関係を考え、石油系界面活性剤・蛍光剤・漂白剤を一切使用しておりません。必要以上に無駄な色落ちを防いでくれるので絶妙なアタリが期待できます。またヴィンテージ衣料の様な経年変化で繊細になった繊維を洗浄する際にも、負担をかけずに汚れの剥離だけを行えます。従来の水や湯洗いなどでは菌などが残るため臭いが気になる場合がありますが、デニムウォッシュは菌を抑制しほのかな香りで包み込みこんでくれます。
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ジーンズ専用洗剤ジェイウォッシャー
THE LAUNDRESS(ザ・ランドレス ) デニムウォッシュ クラシック 475ml
家庭用洗剤をで古着ジーンズを洗濯したい!
そうそう、ジーンズ用洗剤を購入できない家庭の理由ってやつがあります。奥様のご機嫌を伺いながら、洗剤を購入するのは骨が折れるもの。しかも、ジーンズを洗うときはこれを使え!とはなかなか言い出せないですよね。実はちょっとした工夫で、家庭用洗剤を使いながらもデニムの色落ちを抑えることが出来ます。
デニムには塩?
正確に言うと塩水で洗うのです。まずは使用するものをご紹介しましょう。
①家庭用洗剤 蛍光剤が入っていないもの。蛍光剤は漂白剤なので色落ちが進んでしまう。できれば液体洗剤 が望ましい
②塩 塩には色落ちを防止する役目がある。使う塩はダイソーなど100均で手に入るもので十分。
③家庭用中性洗剤 油汚れは食器だけでなくデニムにも有効。ソースやケチャップなどがジーンズについた場合はかなり有効だ。
④たわし 普通の亀の子たわし。汚れがひどい場所はたわしを使う。
古着で購入したジーンズの洗い方
まずは、ジーンズの汚れの状態を確認しましょう。そして濡れた雑巾で、目立たない場所を拭いてみます。これで雑巾に色がつくようなら色落ちする証拠になります。
汚れのひどい箇所には、家庭用中性洗剤を少量たわしにつけ、やさしくこすります。
なるべく沢山の水で洗うほうが洗いやすい。大きなタライを準備しましょう。なければ浴槽でも可能です。水をはったら塩を大さじ7杯程度いれ、次に家庭用洗剤をいれて、よく混ぜあわせます。寒い冬場はお湯を使いたくなりますが、色落ちを進めてしまうのでここはぐっと我慢!
古着屋で購入したジーンズを浸け置き洗いします。時間は10~20分程度。ここでももちろんある程度色落ちは発生しますが、洗濯機よりは色落ちしません。
水をはり替えてすすぎ洗いをします。塩分を多く含んでいるので、デニムは一度よく絞っておきましょう。すすぎ洗いは2回ほど行います。
干す際は裏返しの状態で、陰干しが基本。紫外線も色落ちの原因になるからです。ジーンズならパンツ用のハンガーを2つ使って風通し良く干しましょう。ジージャンならピンチハンガーなどを使って風通し良くしておくと早く乾きます。もし、家庭用洗剤がない場合は重曹でも可能。ダイソーなどの100均で購入できる重曹で十分です。