2019/07/27 20:00

はじめに

皆さんはどんな腕時計を、普段身に着けていますか?女性と異なりアクセサリーをあまりつけない男性の場合、腕時計が唯一の装飾品的な扱いになります。そのため腕時計にはこだわっているという人も多く、下手なものをつけていると女性よりも、むしろ男性からチェックされてしまいます。どんな腕時計を選べばいいのかわからない!そんなあなたのために、ここでは大人のアメカジファッションにぴったりな腕時計の選び方、おすすめ腕時計を厳選してご紹介します。

選ぶポイント①:カジュアル過ぎないように

スーツスタイルなどビジネスシーンでは、革ベルトのエレガントな雰囲気の時計を選びますよね。しかしアメカジのように、休日スタイルで腕時計を着用する場合は、特にこだわる必要はありません。選ぶポイントはたった2つ。1つ目は子供っぽいデジタル腕時計よりもアナログウォッチを選ぶこと。ビジネスシーンで使う腕時計でも、ナイロンストラップに変えることでカジュアルになります。特にロレックスはナイロンストラップに変えることで、カジュアルすぎない腕時計になるのでおすすめです。

選ぶポイント②:シンプル&無骨

アメカジファッションに似合う、腕時計の選び方のポイントの2つ目は、骨太、質実剛健さ。洗練された機能美こそヘビーデューティーを大切にするアメカジファッションの基本です。そのため腕時計のフェイス部分はできるだけシンプルに、さらに丈夫さや機能にこだわった腕時計を選びましょう。さらにファッションのジャンルに合わせた腕時計を選ぶことも重要です。ここからはアメカジファッションにおすすめの腕時計と、おすすめのファッションアイテムを合わせてご紹介します。是非参考にしてくださいね。

骨太なミリタリー感がGood!IWC MARKXVIII

12時の位置の両側に、点の付いた白いトライアングルが配置されたIWCマーク18。1948年のオリジナルのマークXIへのリスペクトが感じられる、視認性の高い文字版や、質実剛健で余分な装飾を排除し、これは間違いなくこれまでで最も優れた軍用パイロット時計の1つです。IWCパイロットのウォッチマークXVIIIが、アメカジ好きの間で人気の理由は、文字盤の見やすさと古典的なスタイリングを重視した審美的なシンプルさです。、IWCのパイロットウォッチMarkXVIIIのケースは幅40mm、厚さ11mm。IWCの設計者はXVIIから1ミリメートルだけ寸法を縮小しましたが、手首はめると計算しつくされたケースの大きさだということがすぐに分かります。「女性からの賛美よりも、男性から羨望の眼差しで見られたい」時計の本質を知る、大人のあなたにぴったりな骨太の男の腕時計です。

IWC MARKXVIIIに似合うアメカジアイテムはコレ!

パイロットウォッチの代名詞でもあるIWC MARKXVIIIには、やはりフライトジャケットが良く似合います。中でもWWⅡ時に幾多のパイロット達が愛したA-2フライトジャケットこそ、もっとも似合うアウターといえるでしょう。カジュアル過ぎないジャケットこそ男らしい大人のアナタにぴったりです。

定番は外せないROLEX GMTマスターⅡ

高級腕時計の代名詞とも言えるロレックス。腕時計に詳しくない方でも知っているもっとも知名度の高い定番的な腕時計です。アメカジファッションでおすすめするのは、GMTマスターⅡの中でも通称「ペプシマン」と呼ばれるタイプです。1960年代初頭に登場して以来ロングセラーとなっているこのモデルは、2018年に待望のペプシカラーが復活。レッドとブルーの美しい2色のセラミック製サラクロムインサートを備え、オイスタースチール製モデルに、高級感溢れるジュビリーブレスレットが採用されたモデルです。さらに2018年モデルは新たなムーブメントに変更され、70時間の長時間稼働が可能に。もちろん100m防水機能も付き、水中でも視認しやすい文字盤と回転ベゼルはそのままです。GMTマスターⅡの特筆すべき点の1つに、女性にも男性にもウケがよいという数少ない腕時計ということがあげられます。永遠の定番といえるモデルこそアメカジファッションにぴったりです。

ROLEX GMTマスターⅡに似合うアメカジアイテムはコレ!

海の男を感じるロレックスサブマリナーには、同じく海の男が愛したセントジェームスのボーダーTがおすすめ。セントジェームスのブルーはノルマンディーの海の色、そしてロゴマークにはこの地の歴史的遺産であるモン・サンミッシェルがデザインされ、流行に左右されないデザインは、トラディショナルな大人の男性にこそ、ふさわしい1着です。

スティーブマックィーンも愛用したタグホイヤー モナコ

 

19世紀末に入ると自動車レースが盛んになります。一方クロノグラフもほぼ同時期に登場しています。タグホイヤーは1889年のパリ万博で懐中クロノグラフを発表して以来、クロノグラフとストップウォッチの名門として有名になりました。その後も次々に高性能なストップウォッチを開発し、モータースポーツと密接な関係を築いていきます。そんな中、1969年にブライトリング、ビューレン=ハミルトンと共同開発された初の自動巻きクロノグラフムーブメント「クロノマチック」は、同年に発表された角形のモデル「モナコ」に搭載され、名優スティーブマックイーンはこのモデルを公私ともに愛用したことで知られています。モータースポーツ好きのあなたにぴったりな腕時計といえるでしょう。

タグホイヤー モナコに似合うアメカジアイテムはコレ!

 

タグホイヤー モナコにあわせるアイテムと言えば、同じくスティーブ・マックィーンが愛したモーターサイクルジャケット。特にベルスタッフの名作「TRIALMASTER」は、彼が公私問わず愛用していたことで知られています。彼以外にもキューバ革命の英雄「チェ・ゲバラ」が若い頃「TRIALMASTER」を着用し、南米大陸を旅行しているのは「モーターサイクルダイアリーズ」という映画でもお馴染みです。まさにモーターサイクル好きのあなたにおすすめの1着として、これ以上のアウターはありません。

多くの日本人冒険家が愛用したセイコー ランドマスター  

世界最年少で七大陸最高峰登頂を成功させた登山家の野口健氏。南極大陸単独徒歩横断を成し遂げた冒険家の大場満郎氏。そして日本を代表する冒険家である植村直己氏。それぞれ世界に名を馳せた偉大な人物ですが、実はもう一つ共通点があります。その共通点は腕時計にあります。その腕時計こそセイコーのランドマスター。1993年に発表したフィールドウォッチの最高峰であり、プロフェッショナルモデルです。過酷な条件下でも正確な時を刻めるタフさを持ち合わせ、どんな状況下でも視認しやすい文字盤、時にはコンパスの代わりとしても活躍したアナログウォッチです。オーバースペックとも思われますが、このヘビーデューティーさこそ、アメカジ好きからの支持が高い理由です。また日本人冒険家たちが愛用したというバックグラウンドも素敵な話です。一つの物に対するストーリーにも、こだわりたいあなたにぴったりな腕時計です。それぞれの冒険家に対して三つのモデルが販売されており、回転ベゼルにサーメットを使用した、セイコーランドマスター「サガルマータ」は野口健氏が使用し、記念限定モデルも販売されています。冒険家の大場満郎氏が南極大陸を単独横断する為に開発された、ちょっと変わった腕時計、セイコーランドマスター「サウスポール」は南半球での使用を考慮して、24時間針の動きやベゼルのアワーマーカーなど、全てが逆に作られています。2000年に発表されたセイコーランドマスター「植村直己モデル」は、メカニカルブライトチタンモデルが入手可能です。

ランドマスターに似合うアメカジアイテムはコレ!

 

SierraDesigns60/40 MOUNTAINPARKAはアウトドア感満載のアメカジアウターの決定版!1968年の発売からほぼ同一のデザインでヘビーデューティのさじ加減が程よく、アウトドアを愛する大人にぴったりな1着です。

ヘビーデューティーなミリタリーウォッチ ルミノックスナイトホーク  

 

ロッキードマーチン社と米空軍の全面協力によって誕生したパイロットモデルであるLUMINOXのナイトホーク。ミルスペックほど男のロマンをかきたてるものはありません。世界最強の軍隊と言われる米国防省が定めた厳しい基準をクリアしているまさにヘビーデューティーの代名詞ともいえるでしょう。くらい夜間でも一目で分かる視認性の高さと、無骨なベルクロ式のストラップ。軽量かつ高い耐久性を持つまさに男らしいあなたにぴったりな骨太の腕時計です。 

ルミノックスナイトホークに似合うアメカジアイテムはコレ!

米軍BDUジャケットはミリタリー感満載。全身をミリタリーで統一するのはお勧めできませんが、アクセントとして、ミリタリージャケットとミリタリーウォッチをコーデの中に取り入れると男らしいアメカジファッションの出来上がり。ルミノックスのような骨太の腕時計にはやはりミリタリージャケットがぴったりです。


最後に

いかがでしたでしょうか。大人のアメカジファッションにぴったりな腕時計を厳選してご紹介しました。それぞれの腕時計の背景にあるストーリーやうんちくなどをするとさらに愛着度は増します。是非あなたもここで紹介した腕時計を手に入れ大人のアメカジファッションを楽しんでみてくださいね。