2019/07/25 19:00


ある程度年齢を重ね、これから自分の時間をゆっくり使うことができる年齢になったあなたへ。ちょっとだけおしゃれなファッションを楽しみたいとは思いませんか?

「いやいや、おしゃれなんてしても・・・」

「お金がかかるし・・・」

「おしゃれなんかしなくても生きていけるよ」

確かにおしゃれなんてしなくても、生きて行けます。でもおしゃれってそんな特別なことじゃないんです。いつもよりちょっと服装に気をつけるだけで、楽しい気分になったり、「今度、おしゃれしてあそこに行ってみよう」など、行動的で前向きな気持ちになったり。

おしゃれ初心者の方が、これから着こなしを楽しんでほしいと思い、記事を書きました。 とはいえ、おしゃれを頑張りすぎると若作りしているようで、みっともないと感じてしまうでしょう。年齢にあったおしゃれを楽しむことは、最初は難しく感じるかもしれません。ここではオヤジたちにふさわしいアメカジファッションの着こなし方や、おすすめアイテムをご紹介します。

流行のアイテムを取り入れたほうがいいの?

流行のアイテムを取り入れよう!と思う方も多いでしょう。しかし、ある程度年齢を重ねた年頃では、注意が必要です。全身を流行のアイテムでまとめてしまうと、「頑張っている」「若作りしている」などの印象を与えてしまうからです。もし、流行のアイテムを取り入れたいなら、コーデの中の1点程度にしておきましょう。そうすることで、下の世代からは、流行を知っているんだなと思われます。また同年代からもおしゃれと思われるでしょう。もちろん全く流行のアイテムを取り入れなくてもOK。それは、おしゃれ=流行でないからです。

基本的にはトラディショナルなアイテムがベスト

上記で書いてあるとおり、あまり流行に過敏である必要はありません。流行に左右されにくいアイテムをメインに選ぶと良いでしょう。アメカジ定番のジーンズなどもレギュラーストレートなどは、流行に左右されない定番のシルエットです。細すぎたり、太すぎないシルエットのアイテムを選びましょう。


ビンテージやレプリカは定番

アメカジファッション定番の古いビンテージや古着、レプリカは時代を超えて愛されるファッションアイテムです。つまり流行に左右されにくいファッションです。ある程度年齢を重ねたら、こういうアイテムを狙って揃えることをおすすめします。若い世代やオヤジたちが着ていても不自然ではないからです。

全身をハイブランドで固めちゃった

ファッション初心者がもっともやってはいけない失敗。それが全身をブランドもので固めるスタイルです。ブランドコンセプトを理解せず、これを着ていれば感がモロに出てしまいます。雑誌などに出てくる芸能人を参考にしているのでしょうが、プロのスタイリストがコンセプト(商業的ではあるけれど・・・)できちんと選んでいるのに対し、こちらは素人。着こなしがうまく行くはずがありません。無理しないがファッションの基本です。

派手+地味や柄+無地

派手なシャツに派手なボトムスなど、派手+派手コーデは初心者にはかなり難しいですね。そのため全く逆の、無地+地味なコーデになりがち。もちろんTPOに合わせたファッションが基本ですが、休日なら派手+地味や柄+無地のコーデを楽しんで見てはいかがでしょう。とっても簡単だからです。派手と思われるアロハシャツに、スラックスやチノを合わせてみたり、無地のTシャツに、ヘリンボーンストライプのパンツを合わせてみたり。ギャップを作ることにより、コーデに強弱が生まれます。これも基本なので、ぜひ試してみてください。

カジュアルになりすぎないように

私は、あのあま〜いぜんざいに塩が入っているなんて知りませんでした。辛いものを少し混ぜると、甘さを強調するのですね。実はおしゃれなコーデにも同じことが言えるのです。おしゃれにみえるコツはドレス、カジュアルの割合です。カジュアルすぎないようにドレス・フォーマルっぽいアイテムをうまくミックスさせるのです。こうすることでギャップが生まれ、うまくコーデができるのです。

コーデはボトムスから

着こなしを組み立てるとき、あなたはトップスから選びますか?それともボトムスから選びますか?実はコーデを組み立て易いのはボトムスから選ぶ方なんです。ボトムスはコーデの基礎部分になり、トップスは装飾部分になります。印象を変えたいならトップスを変える、印象を整えたいならボトムスを変えるのです。

コーデのシルエットに注目

3大シルエットはI、A、Yになります。基本シルエットはIのスタイル。アルファベットのIの字のように上下のボリュームが同じシルエットです。Aのシルエットは例えばトップスにTシャツ、ボトムスにロールアップした太めのジーンズなどが定番スタイル。Yのシルエットは、アウターを着用する冬に活躍するシルエットです。このシルエットを意識しながらアイテムを選びましょう。

TVや雑誌のまま

「あと芸能人が着ているから」とよく聞きます。でもそれって、プロのスタイリストさんがついていますよね…。雑誌でも「〜の私服紹介」ってあるけれど、どこまで本当なのか・・・。しかし本気で信じていると思っている人が多くてびっくりします。そのたびに、「あぁ、スタイリストさんはキャラクターや、流行、スポンサーの意向を考慮して選ぶ。まさに影で活躍するプロだなぁ」と感じいります。別に信じて悪いわけじゃないけれど、作られた事実であるとは思っていいんじゃないかな?とは思いますねぇ。もちろん全部が全部ってわけじゃない、のが難しいのでしょうけれど。大事なのは自分が着たい、着てみたいアイテムかどうか。自信がないように見える着こなしは、かっこよくみえません。自信過剰もまずいですが、ある程度自信ある態度はかっこよくみえるものです。

なるべく自分にあったサイズを

自分にあったサイズの服を着る。この当たり前のようなことが、実はもっとも難しかったりします。ビジネス用のYシャツなどは細かなサイズがありますが、カジュアルだとS~XLなどのように細かくサイズ展開していません。さらにブランドにより、サイズがまちまちなので、難しいのです。袖丈は良いけれど、着丈が短いとか、ウェストは良いけれど、ももがキツイなど困ったことがある人も多いでしょう。私の場合は、基本的にトップスは着丈、肩幅を基準に、ボトムスはもも部分(ワタリ)のサイズを気にしています。なぜかといえば、着たあとの全体のシルエットが想像できるから。それと動きづらいんじゃ話にならん!ということの2点が理由です。もちろん例外はありますが、なかなか、すべて完璧というサイズに出会わないので、サイズの基準を設けているんです。

ジャストサイズの判断

・肩幅 ジャストサイズの目安は、ボディと袖の縫い目が、肩の頂点にあるかどうか。あればジャストサイズ、縫い名が肩から落ちていればオーバーサイズとなります。

・着丈 長すぎず短すぎずがジャストサイズですが、着てみて、ボトムスのフロントジップが半分程度隠れるくらい〜ベルトループが隠れるくらいの間がジャストサイズ。長すぎたり、短すぎたりするとボトムスとのバランスが悪くなります。

・袖丈 長袖の場合、手をだらんとおろした際に、手首は隠れており、手の甲には干渉しない長さ。これがジャストサイズです。

・ウエスト ウエスト部分はおへそから指2〜3本分したの一番くびれている部分を指します。ジーンズは腰で履くとよく聞きますよね。この腰部分はウエストよりもさらに指2~3本分下になります。

もし試着出来ない場合はとっておきの裏ワザを使いましょう。ボトムスのウエスト部分の端と端をもって、マントのようにくるっと背中から首に巻きつけます。このとき端と端が首の前でぴったりくっつけばジャストサイズです。

夏の定番シャツの種類

一口にシャツといっても、実は様々な種類があります。シャツの種類を1例をあげ、どんなスタイルに使われるか参考にしてくださいね。

BD(ボタンダウン)シャツ

襟の先端をボタンで留めるタイプのシャツです。もともとポロ競技のユニフォームをヒントに作られたシャツ。アイビースタイルや、ブレッピースタイルには欠かせないアイテムです。

クレリックシャツ

身頃が柄、もしくは色無地で襟と袖口が白無地になっているシャツを指します。1920年代に流行し、今ではクラシックスタイルとして定着しています。大人っぽいコーデにぴったりです。

デニム・ダンガリーシャツ

コットンを藍染めしたデニム生地を使ったシャツ。オンスによってダンガリーシャツと呼ばれます。色落ちが楽しめるシャツで、アメカジスタイルの定番です。長袖が一般的ですが、半袖もあります。

チェックシャツ

チェック生地を使ったシャツ全般を指します。ボタンダウン仕様になっているものも多く、ちょっとフォーマルな印象を与えます。どんなスタイルにも合わせやすいアイテムです。

ミリタリーシャツ、ワークシャツ

機能性を追求した実用性の高いシャツです。レプリカも多くワッペンや階級章などが雰囲気を盛り上げます。丈夫で厚い生地を使っているもの多く、アメカジスタイルの定番アイテムです。

ウェスタンシャツ

カウボーイが着用していたシャツで、肩や背中のヨーク(切り替え)が特徴。スナップボタンが多いので着脱が容易なのも特徴です。こちらもアメカジの定番です。長袖が一般的ですが、半袖もあります。

アロハシャツ

シルクやレーヨン、コットン、ポリエステルなどで出来た派手な柄の開襟シャツ。パイナップルやフラを踊る女性などのトロピカルなモチーフや、金魚、虎などのオリエンタルなモチーフ(和柄と呼ぶ)を華やかでカラフルな色彩で染め上げた柄が特徴。ボタンは貝やヤシなどもあります。アメカジスタイルだけでなく、夏のファッションアイテムとして人気があります。

Tシャツ

1940年代のアメリカで生まれたTシャツは、もともと男性用の下着だったのです。60年代になると様々なカラーリングやプリントが施され、ジーンズと合わせて着用するのが流行しました。レタード(文字だけがプリントされたもの)やフォト、グラフィック、ボーダーなど様々な種類があり、何着でも持っておきたくなる夏の定番アイテムです。

ポロシャツ

ポロシャツは、ボタンが2〜4程度で胸の部分までしかなく、頭からすっぽりとかぶって着用するプルオーバータイプのシャツです。素材も通気性や、吸汗性の高い鹿の子や、天竺素材が使われます。その名の通り、もともとポロ選手が着用していましたが、1930年代にテニスプレーヤーが着用したことから、一般的に普及しました。どんなスタイルにも合わせやすい夏の定番アイテムです。

YUエンタープライズおすすめコーデ

アロハシャツとチノ・トラウザーの組み合わせ


派手なイメージが強いアロハシャツですが、実はもともとフォーマルな服装。明治時代、ハワイに移民した日本人達が、現地に住む白人社会へ招かれた際、洋装をもっていなかった移民たちは、持ってきた着物をシャツに仕立て直しました。これがアロハシャツの始まりという説があるくらいです。柄によって結婚式の時などおめでたい時に着用するアロハ、お葬式の時に着用するアロハなどTPOもあります。そんなアロハシャツですから、大人の着こなしに似合わないはずがありません。そのためスラックスやチノ、トラウザーとも相性がいいんです。シャツが派手なのでボトムスや小物など、落ち着いた印象をあたえるアイテムを選びましょう。足元はウィングチップやサドルシューズはもちろん、スリッポンタイプのローファーもよく似合います。


万能な黒のボトムス


真っ黒なボトムスを1着はお持ちではありませんか?もともとあまりファッションに興味がない方でも、大抵の方が真っ黒なボトムスを1着はお持ちです。いつもはこの真っ黒なボトムスに、無地のシャツをあわせている方。たまにはチェックシャツをあわせて見ませんか?この真っ黒なボトムスは、ややもすると重たいコーデになってしまいがちですが、トップスを爽やかなチェックシャツにすると、全くイメージが変わります。今回は真っ黒なミリタリー風カーゴパンツに、迷彩のサファリハット、スカジャン風トートをあわせています。これだとちょっとコワモテなので、トップスには爽やかなチェックシャツを選びました。足元も軽めに、スニーカーがいいでしょう。


タフな男のワークシャツコーデ


まだまだ、若いもんには負けん!という老いてなお盛んなあなたには、タフな男のワークスタイルがよく似合います。 ワークスタイルとは、労働者が着用する作業着をコーデに取り入れたスタイルです。職種は様々で、鉄道会社で働くレイルマンをはじめ、工場や現場作業で働くアメリカのブルーワーカー層がモデル。今回はビンテージワークシャツと、国内のビンテージレプリカジーンズを合わせました。ワークスタイルはコーデの色合いが単調になるので、今回はインナーの古着Tシャツを色のアクセントに取り入れています。足元はローテクスニーカーやワークブーツが定番です。


最後に

いかがでしたでしょうか。おしゃれしなくたって生きて行けます。仕事や、恋愛、日常生活になんの支障もきたしません。しかし、おしゃれは人生をちょっぴり楽しくしてくれます。いつもよりもおしゃれしたコーデをすると、なんだか今日は楽しいことがありそうな気がします。そしておしゃれして行く誰かや場所があるということは、素晴らしいことなんだと気づかせてくれます。この記事を読んで、あなたもちょっぴり楽しくなっていただければ幸いです。