2019/06/07 20:30

革靴のお手入れしてますか?

お気に入りの革靴を長く使うためにはお手入れが欠かせません。大事な革靴が汚れたり水濡れしたり湿気や乾燥などで疲弊し色杖をなくしやがて干からびていくのは忍びないものです。だからこそ革靴と長く付き合うためには日常の手入れが非常に大切です。ただしやたらとクリームなどを厚塗りしても効果はありません適切なタイミングで正しいお手入れをしてこそ革の持つ力を最大限に引き出し美しさがキープできるのです。革靴の購入後のお手入れと着用した後のお手入れの方法をご紹介します。

革靴の素材別のお手入れ方法

一口に革靴といってもその素材は様々です。ここでは革靴の種類別にお手入れ方法をご紹介します。


スムースレザーの場合

スムースレザーは表面に型押しや起毛加工などを施していない最もポピュラーな素材です。子牛の革であるカーフなどが様々なタイプのシューズに使われています。お手入れ方法は基本的にクリームと暮らしが中心になります。

購入後のお手入れ

購入直後にするお手入れは馬毛ブラシで表面のホコリを落とします。次に乳化性クリームを全体に塗りこみその後豚毛ブラシでブラッシング。セーム革などで乾拭きします。最後に防水スプレーをかけ、防汚対策を施して完成です。

着用後のお手入れ

着用後はすぐにシューツリーを入れる習慣をつけましょう。その後馬毛ブラシで埃を落として完了です。また月に1回程度馬毛ブラシで全体を軽くブラッシングした後コバにたまった埃を取ります。アッパーはクリーナーで汚れを落とした後乳化性クリームを使用します。乾いたら豚毛ブラシでブラッシングし仕上げ磨きをして終了。コバやソールもケアすれば完璧です。

スエードの場合

スウェードとは革の裏側をサンドペーパーなどで起毛させたなめし革のことです。現在では主にカープやビッグスキンが使われています。メンテナンスはブラッシングが中心となり、素材の性質上、防水スプレーとの相性が良く、ヨーロッパなどでは雨の日にこそスエードという人もたくさんいらっしゃいます。

購入後のお手入れ

スウェード素材の革靴を購入したなまずはスウェードブラシもしくは豚毛ブラシでまんべんなくブラッシングし、革の表面の起毛を逆立てます。次に防水スプレーをかけ10分ほど乾燥させたら今度は起毛を寝かせるようにブラッシングします。ここまでの作業を3回繰り返すと完璧です。

着用後のお手入れ

こちらも同じく脱いだらシューツリー使う習慣をつけましょう。その後ブラッシングした後軽く防水スプレーをかけます。月に1回程度は汚れた部分を研磨砂入消しゴムで、気になる汚れを落とします。また色あせが気になりだしたらスエード用スプレーを使用。あまりにも汚れがひどいような場合はスウェード用シャンプーで汚れを落とします。

コードバンの場合

馬の尻部分の皮を使う高級素材であるコードバンはお手入れが難しいとされています。しかしながら緻密な繊維が放つ美しさと一生ものにもなる堅牢さが魅力です。一方では実はヌバック場の裏側であるという特徴も併せ持っています。特に水に弱い革なので雨の日には履かないように注意しましょう。

購入後のお手入れ

新品をおろす前には馬毛ブラシで表面のホコリを落とします。次にクロスにコードバン専用クリームを取りアッパー全体に塗りこみます。しっかりと乾かした後豚毛ブラシでブラッシングしましょう。その後セーム革などで乾拭きします。革を触った時しっとりとしていればオッケーです。

着用後のお手入れ

こちらも脱いだ後はシューツリーを使う習慣をつけましょう。馬毛ブラシでブラッシングしましょう。また月に1回程度は馬毛ブラシでブラッシングした後コバに溜まったホコリもしっかりととります。クリーナーで汚れを落とした後コードバン専用クリームを塗り乾いたら豚毛ブラシでブラッシングします。特に履きジワ部分を重点的にブラッシングすると美しい仕上がりになります。最後にセーム革などで乾拭きをして完了です。

エナメルの場合

パーティーや結婚式などフォーマルなシーンで活躍するエナメル靴は、革の表面に繰り返しワニスを塗り光沢や、耐久性を持たせた革靴です。防水性も高いのでメンテナンスも比較的簡単なのも特徴です。

購入後のお手入れ

乾いたクロスで表面についたホコリを落とす程度でOKです。エナメル靴はその性質上傷つく心配があるため馬毛ブラシなどはなるべく使わないようにしましょう。

着用後のお手入れ

脱いだらすぐにシューツリーを入れる習慣をつけましょう。クロスで表面のホコリを落とす程度でOKです。月に1度程度は硬く絞ったクロスで泥やホコリを落とします。汚れが落ちない場合はクリーナーで汚れを落とします。乾拭きの後エナメル用クリームを塗り半乾きの状態で一気に乾拭きします。

おすすめシューケア用品

ここでは大切な革靴を長く大切に吐くためのおすすめシューケア用品をご紹介します。

江戸屋ブラシ 馬毛

1718年創業の刷毛専門の老舗『江戸屋』とブートブラックのコラボ商品。上質な馬毛100%の贅沢なブラシです。

江戸屋ブラシ 豚毛

同じく江戸屋とブートブラックとのコラボ商品。上質な豚毛を使用している逸品です。

COLUMBUS コバブラシ 竹ようじ

コバ部分のケアにぴったりな歯ブラシ型。

ブートブラック EDGE COLOR

革靴のコバ部分を補色する水性インキ。ブラック、ニュートラル、ダークブラウンの3種類。

ブートブラックCOLOR SHOE CREAM

エイジングクリームと呼ばれ重ね塗りで好みの風合いを出す保革クリーム。多色展開しています

Boot Black ポリッシュウォーター

ポリッシュの艶出し効果を高める専用アイテムです革靴月のリクエストで生まれた人気商品です。

コロンブスHGグローブシャイン

グローブシャインはおもて面がセーム革、裏面がコーデュロイ使用の仕上げ磨き用グローブです。しっとりとした艶出し効果が期待できます。

最後に革靴のお手入れのポイントおさらい

ポイント①革靴のお手入れは肌のお手入れと同じ

靴用のクリーナーは洗顔と同じように汚れを優しく取るイメージで行いましょう。靴の手入れは基本的にスキンケアだと思ってこまめに取り組みましょう。

ポイント②水濡れも乾燥も大敵

革靴の大敵であるのは水濡れということはご存知の方も多いでしょう。しかしそれと同様に感想も快適なのです。乾燥が進めば革は硬化し、取り返しのつかないトラブルになりかねません。革靴のメンテナンスは適度な栄養と油分を与えることが大切です。

ポイント③まずは慎重に

乾燥も大敵ですが油分の与えすぎも良くありません。クリームなどは少しずつ使用し慎重に行いましょう。さらに最初は踵やベロの内側など目立たないとから試してみることも重要です。革の表面の様子を見ながら進めていくとお手入れの要領が徐々にわかってきますよ。

ポイント④困ったらプロにお願いする

もし困ったら恥ずかしがらずにプロにお願いします。ほとんどの人のお手入れが素人なのでプロの人にはかないません。またショップの人と会話をすることで知らなかった情報が手に入るなどプラスになる部分が多い経験になるでしょう。