2021/06/23 12:00

始めに

気が付いたらシリーズ化していたこの企画。一部の人たちから大変好評だったので続けています。しかし、多くの人たちからほぼ無視されているような気が・・・。さてファッションと音楽って近い関係にあるんじゃないかと思います。 ファッションにコダワリがある人って、大抵好きな音楽にもコダワリがあって。 好きなファッションと音楽とつながりがあるってことはライフスタイルにコダワリがあるのではありませんか?今回はACIDJAZZ第2弾をご紹介します。しかも日本全国の某リサイクルショップで、おそらく『100円コーナー/500円コーナー』に置かれている名曲ばかりを厳選してご紹介します。

1.Space Cowboy(1994年)

Jamiroquai /Return of the Space Cowboy


1994年9月26日にシングルとしてリリースされたスペースカウボーイは英国のシングルチャートでは第17位。しかしながらアメリカのダンスチャート部門では堂々の一位を獲得しています。 さらにこの曲には 異なる二つのバージョンが存在します。 それまで一般的とは言えなかったアシッドジャズというジャンルが、幅広く世間に広まった曲としても有名です。ジャミロクワイのセカンドアルバム。 アシッドジャズ とファンクそして R & B を 融合させたアルバムとして世界中で大ヒット。 単なるダンスミュージックではなく社会問題を取り入れた リリックも話題になりました。

2.No Use(2002年)

Jazzanova/In Between


ジャザノヴァは、 ベルリンハンブルクミュンヘン出身のジャズミュージシャンとドイツ人 DJなとが 集まったプロデューサー集団。 1995年結成され、 AcidJazz、New Jazz、chill outなどジャズをメインベースにしながらも様々なジャンルの音楽をミックスしています。 また様々なアーティストのリミックスも手がけており「Extented Sprit」名義でも活躍。 そんな彼らの記念すべき デビューアルバムがこちら。

3.Love Will Keep Us Together(1995年)

James Taylor Quartet /In the Hand of the Inevitable


JTQは1987年に結成。最初はファンク色の強い音楽でしたが1990年代に入ると方向性を変更します。イギリスの当時のファッショナブルなSoul and Acid Jazzシーンにアピールするために一連のソングベースのアルバムをリリースしました。3曲のゲストボーカリストとしてAlison Limerickをフィーチャーしたアルバム、『In the Hand of the Inevitable(1995)』は、Acid Jazz前回のアルバムになり、彼らの中でもっともセールス記録となりました。しかしながらこのアルバム以降、インストゥルメンタル・ハモンド主導のジャズ・ファンク・ワークアウトのオリジナルスタイルに戻ります。

4.Rejoice In Righteousness(2007年)

SMOOVE Featuring – The Bukky Leo Quintet, Darren 'The Sax Machine' Grainger*/Northern Funk Showcase


バッキーレオは アフロビートを基調としたサックス奏者。1982年にロンドンへ渡航、当時芽生えはじめていたアシッド・ジャズのシーンの先駆者のひとりとして活動を開始しました。そしてアシッド・ジャズ・レコードの若きA&Rとして活躍していたジャイルス・ピーターソンの目に止まり、1988年に同レーベルから『Rejoice in Righteousness』でデビューを果たします。今回ご紹介するのは日本のみ発売のオムニバスアルバム。 リミックスされていますが、オリジナルはミニLPアルバムでCD化されていませんので、ここでは2007年にリミックスされた曲をご紹介しています。もしオリジナル(アナログ)をリサイクルショップで発見したら、問答無用で『買い』です!

5.Loud Minority(1992年)

United Future Organization/Loud Minority(EP)


ユナイテッドフューチャーオーガニゼーション(UFO)は1990年、矢部直、ラファエル・セバーグ、松浦俊夫により結成されたJazzDJのパイオニア。UK生まれのアシッドジャズとは一線を画し、かといってUS産のSoulやR&Bとも異なる新たなJazzとして生まれた衝撃的な集団でした。1993年にジャイルス・ピーターソンが主宰するレーベル"Talkin' Loud"と契約し、1stアルバム「United Future Organization」を世界29ヵ国でリリース。ハードバップ系ジャズとクラブミュージックを見事に融合させたアルバムとして高い評価を得ています。

最後に

いかがでしたでしょうか。ここで紹介したアルバムは、メジャーな曲からマニアックな曲と幅広いですが、AcidJazz好きやクラブジャズ好きなら一度は聴いたことのあるアーティストや曲ばかりです。もちろんここで初めて聴くといった方もいるでしょう。音楽の楽しみの1つに発掘「ディグる」があります。これは古着探しにも通じる楽しみの1つですね。ぜひ皆さんもお近くのリサイクルショップへ行き、往年の名曲を探してみませんか?

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