2019/12/09 12:00

【ピーコートとは】

 
ピーコートは、イギリス海軍やアメリカ海軍などが軍服として使用していました。 また、フランスのブルターニュ地方の漁師たちが防寒用として着ていたことで有名です。 Pコートの始まりのはヨーロッパ海軍のセーラーにあり、セーラーのディテールの名残が存在しています。 セーラーカラーには、甲板上で風や波音、船の騒音の影響によって音声が聞き取りにくい際に、襟を立て集音効果を得るための設計が施されています。 Pコートには、おなじく集音効果を高めるために大きな衿の設計が施されています。 大きく立てて着用できる衿のPコートはクラシックと言えるでしょう。

【英国海軍の名残あるボタン】

 
英国海軍を思わせる碇(いかり)をあしらったボタンは、Pコートの特徴の1つ。 初期は木製の素材を使用していたようですが、現在はプラスティックや金属ボタンなど様々なものが使用されています。 碇マークが施されたボタンが、よりクラシックなPコートの特徴的ディテールと言えますね。

【機能性の高いマフポケット】


 
ハンド・ウォーマー・ポケットとも呼ばれ、手を温めることを主眼においた上着の両側から腹部の方に手をいれられるように作られたポケットの事。 手の出入りが快適に行えるように、縦に切り口が入ったデザインがクラッシクな雰囲気を醸し出します。

【高密度のウール素材】

 
Pコートに使用されるウール素材は「メルトン」という密度の高い、重厚感のある生地を使用しています。 メルトンの使用により風などの侵入を防ぎ、防寒機能を向上させています。

【流行に左右されない】

 
冬の定番アウターとして、昔から着られているピーコート。大人の男性にもおすすめのアイテムです。 ベーシックなデザインで流行り廃りがない点。 どんなアイテムとも合わせやすいため、カジュアルにも、きれいめにも自分好みのイメージを、簡単に取り入れることができます。 ビジネスシーンでも大活躍! ピーコートといえば、学生時代に着ていた方も多いのでは? ちょっと子どもっぽいイメージがあると思われますが、実はスーツとも相性がいいんですよ。


【N-1デッキジャケットとは?】


 
N-1デッキジャケット(N-1 DECK JACKET )は第二次世界大戦から朝鮮戦争にかけてアメリカ海軍の艦艇乗員が艦上防寒着として着用するために作られ、1944年にアメリカ海軍に正式採用されました。 カーキ色のN-1デッキジャケットは1945年から支給が始まりました。

【N-1デッキジャケットの特徴】

 
生地は通称ジャングルクロスと呼ばれる織りの細かい生地を採用し、インナーには甲板上での作業の際に着用するため、裏地には遮風性、保温性を確保するためにアルパカが使用されました。 1945年には、カラーがネービーからカーキへと変更になり、仕様も細部が変更されました。 また、インナー部のアルパカウールの毛足が長いタイプ(戦中型)からアルパカとウールの混紡で、毛足の短いタイプ(戦後型)になり、一部は1960年代の初め頃まで使用されました。

【海の男達のユニフォーム】

 
海軍の艦艇乗員用として採用されたジャケットだけあって、防寒性にとても優れており、冬のアウターとして大活躍間違い無しのアイテム! また、シンプルなデザインなので、どんなスタイルとも相性抜群!そして流行に左右されず、長く着用して頂けるアイテムです。 ミリタリー好きのアナタはもちろん、アメカジ好きなアナタにも自信を持ってお勧めしたいアイテムです。

【TYPE N-1 “NAVY DEPARTMENT”】

表素材には他のデッキジャケットと同様で通称“Jungle Cloth”と呼ばれるコットングログランが使用され、裏地には遮風性と保温性に優れたアルパカモヘア・ウールパイルを使用。 N-1のネイビー・ブルーモデルは1944年に採用されえました。 袖口の内側に縫付けられていたアルパカ・モヘアの省略、ライニング脇下と裾コード部アイレットの大型化、脇下のアイレットの位置等、顕著な違いがあります。


【M-65とは?】

 
ミリタリーウェアは時代を問わず男性に人気。中でもM-65はメンズミリタリーを代表するアイテムです。アメリカ軍で採用された野戦用のジャケットで1965年に正式採用されたことから”M-65”と呼ばれるように。1990年代ごろまで軍に納入されており、実に40年以上もの間現用モデルとして着用されていました。

【M-65の特徴】

 
M-65の基本的な作りは、以前に採用されていたM-51がベースになっています。肩部にはエポレット、フロントには大きめのフラップポケットが4つ配置されています。えりは寒さ対策を考慮して、ベルクロ式の立て襟を採用しています。そして襟後部にはフード収納できるファスナーが付いています。袖口にもベルクロを採用してあり、より寒さが厳しい状況にも対応できるように、内側にライナーを装着できます。

1・M65ファーストモデル

ファーストモデルはフロントファスナーがアルミ製で、肩部分のエポレット、ショルダーループがついていないモデルです。

2・M65セカンドモデル

フロントファスナーがアルミ製のままですが、肩部分にエポレット、ショルダーループが付きました。これによりぐっとミリタリーらしさがアップしました。1,971年頃まで作られました。

3・M65サードモデル

最も有名なサードモデル。M65と言えば代表的なのはサードモデルになります。1,972年頃から1,988年頃まで製造されている息の長いモデルです。ジッパーが真鍮製のジッパーに変更され、鈍い黄金色に輝く真鍮が、ヘビーデューティーな雰囲気を醸し出してくれます。また1,980年頃にはウッドランドカモが採用されています。

4・M65フォースモデル

フロントファスナーがプラスチック製のジッパーに変更になりました。主にYKKのジップです。さらにカモフラージュ柄が増えます。ウッドランドカモはもちろん、タイガーカモやデザートカモなど、使用する地域や舞台によっていろいろな柄が採用されます。

定番アウターが活躍しそうな今年、ぜひチェックしてみては?