金曜日のアロハは世界的なカジュアルフライデー現象のいわば先駆け。もちろん今日でもハワイの文化であり続けています。

1946年までハワイの労働者は通常、ビジネスマンのスタイルをしていました。ハワイの夏はかなり暑くて湿っぽくなり、ハワイの商工会議所は労働者がよりカジュアルな服を着るように請願し始めます。結果ホノルル市では、労働者が夏場にカジュアルなスポーツシャツを着用できるようになりました。当時はアロハシャツは秋のアロハウィーク中のみ許可されていました。現在のように、アロハシャツを着るようになったのは1,962年頃です。日本ではあまり定着したとは言えないプレミアムフライデー。いつかはハワイのようにアロハフライデーが定着するのでしょうか？

アメカジファッションにも取り入れられられるハワイアンシャツ、通称アロハシャツは、ハワイに移民した日本人たちが考案したと言うことをご存知ですか？移民した日本人の方たちが現地の文化に寄り添う形で、日本より持参した着物をワークシャツのように仕立て直したのが始まりと言われています。

カラフルな柄が特徴のアロハシャツ。アロハシャツの柄には実は一つ一つ意味があります。ここでは代表的な柄を紹介しますね。

①フラ

「フラ」と聞くと、一番にダンスを思い浮かべる方が多いかと思いますが、踊りだけではなく、合唱や演奏なども「フラ」に含まれます。フラショーなどの場面で見かけるフラは、神に捧げる踊りの魂を表すものだと言われており、ハワイを代表する柄です。

②ハワイアンフラワー

ハワイアンフラワーとは主にプルメリアやハイビスカスを表します。プルメリア柄は主に女性に、ハイビスカスには神聖なものを象徴する意味があるので、オフィシャルなシーンで使用されることが多いです。アロハシャツといえばこの柄を思い浮かべる方も多いでしょう。

③ホヌ

引用元：引用元:Pinterest

ホヌとはウミガメを表します。ハワイではウミガメは神聖な生き物。幸運や金が上昇すると言われている柄になります。 落ち着いた柄なので、派手なシャツはちょっと苦手という方におすすめです。

一見派手なファッションのイメージのあるアロハシャツ。でも実はもともとフォーマルな服装なのです。男女などの性別はもちろん、世代も問わず着用していただける夏の定番アイテム。大人のアロハの着こなしのコツはボトムスとインナー選びにあります。ここでは街のおしゃれさん達の着こなしを参考にしながら、アロハコーデのコツを説明していきましょう。

アロハシャツと白のコットンチノ。シャツをパンツに入れることで爽やかでありながらフォーマルな雰囲気を醸し出すキレイめな着こなしです。

同じくアロハシャツとチノのコーデ。ちょっと変わっているのはバックパックを背負っていること。アロハの柄は派手な色なのですが、ボトムスが落ち着いた色なので、派手には見えないですね。

インナーに白のTシャツ、色の濃いジーンズとアロハシャツは、いわば鉄板の着こなし。シャツの色が淡い色ならば、濃いジーンズを。逆にシャツの色が濃い色ならば、淡いジーンズを合わせると良いでしょう。

こちらは、ボトムを黒のパンツに、トップスのアロハシャツは赤い派手な柄を合わせています。一見派手だなぁと敬遠しがちな赤いアロハシャツですが、着用してみると、それほど派手には見えません。 おすすめアロハシャツ それではここからおすすめのアロハシャツをご紹介します。

それではここからは、この夏おすすめのアロハシャツをご紹介します。

サンサーフのコットンアロハシャツ。丈夫な生地と吸汗性にすぐれたコットンで作られています。濃いジーンズとの相性がバツグンのアロハシャツです。

おすすめアロハシャツ②

こちらも肌触りの良いレーヨンで作られたアロハシャツ。シックで落ち着いた柄は、アロハ初心者にもぴったり。

おすすめアロハシャツ④

ヒューストンのヴィンテージ風アロハシャツ。こちらも肌触りの良いレーヨンで、夏の定番アイテムとなるでしょう。 派手な色が苦手な方にもおすすめのリバースプリント仕様です。