2023/12/16 19:00


◆N-1デッキジャケットとは?

N-1デッキジャケット(N-1 DECK JACKET )は第二次世界大戦から朝鮮戦争にかけてアメリカ海軍の艦艇乗員が艦上防寒着として着用するために作られ、1944年にアメリカ海軍に正式採用されました。 
カーキ色のN-1デッキジャケットは1945年から支給が始まりました。

◆N-1デッキジャケットの特徴


生地は通称ジャングルクロスと呼ばれる織りの細かい生地を採用し、インナーには甲板上での作業の際に着用するため、裏地には遮風性、保温性を確保するためにアルパカが使用されました。
1945年には、カラーがネービーからカーキへと変更になり、仕様も細部が変更されました。
また、インナー部のアルパカウールの毛足が長いタイプ(戦中型)からアルパカとウールの混紡で、毛足の短いタイプ(戦後型)になり、一部は1960年代の初め頃まで使用されました。

◆海の男達のユニフォーム


海軍の艦艇乗員用として採用されたジャケットだけあって、防寒性にとても優れており、冬のアウターとして大活躍間違い無しのアイテム!
また、シンプルなデザインなので、どんなスタイルとも相性抜群!そして流行に左右されず、長く着用して頂けるアイテムです。
ミリタリー好きのアナタはもちろん、アメカジ好きなアナタにも自信を持ってお勧めしたいアイテムです。

◆TYPE N-1 “NAVY DEPARTMENT”


表素材には他のデッキジャケットと同様で通称“Jungle Cloth”と呼ばれるコットングログランが使用され、裏地には遮風性と保温性に優れたアルパカモヘア・ウールパイルを使用。
N-1のネイビー・ブルーモデルは1944年に採用されえました。
袖口の内側に縫付けられていたアルパカ・モヘアの省略、ライニング脇下と裾コード部アイレットの大型化、脇下のアイレットの位置等、顕著な違いがあります。