2023/04/09 12:00

 


春夏の衣料品を中心に人気のシャンブレーシャツ。シャツの種類にデニムシャツやダンガリーシャツそしてシャンブレーシャツなどありますが「青みがかかったシャツ」というだけのイメージしか持たれていない方も多いのではないでしょうか。ここではシャンブレーシャツの魅力についてご紹介します。

◆シャンブレーシャツとは

「シャンブレー」は英語表記では「chambray」。もともとはフランス北部のカンブレー(Cambray)と呼ばれる都市が発祥とされ、誕生した16世紀当時はリネン100%(麻=亜麻)で織られていたようです。カンブレーでは、おもに聖職者の衣類などに使われていたシャンブレー生地ですが、20世紀初めにアメリカのミリタリー・ワークウェアとして使われ始めたことをきっかけに、世界中へ広がっていきました。

◆シャンブレー・デニム・ダンガリーの違い

シャンブレーシャツとはシャンブレー生地を使ったシャツのことで、代表的なものはワークシャツです。シャンブレーは、タテ糸に色糸、ヨコ糸に白糸を使った「平織」の生地を使っています。デニムと違うのは、平織なので白糸が表面にも交互に同じ量が出ていて、霜降り調になること。

一方の デニムは、縦糸に色糸、横糸に白糸 (さらし糸) を使って「綾織り」した生地。糸の使い方は同じですが、織り方が異なります。

ダンガリーは糸の使い方が逆でタテ糸に白糸、ヨコ糸に色糸(インディゴ染めも含む)というのが基本です。もともとダンガリーは綾織り(ツイル)でしたが、最近では厚めのシャンブレー素材をダンガリーという位置付けで扱われている事も多いです。

◆シャンブレーシャツの魅力


シャンブレーの平織りは表面に糸が均等に現れ、縦糸の色落ちが目立ちません。霜降り調の表情で色味は淡い印象。玉虫調の光沢が強いものもあります。薄手なのに生地面に奥行きのある風合いがあるのが、シャンブレーの大きな魅力です。

基本的に薄手が多く、デニムより耐久性が低いので主にトップス向き。品の良さやソフトな触感が魅力です。また通気性にも優れているため、春夏の衣料品にとても重宝します。

生地自体にナチュラルなテイストがあるため、シャンプレーシャツ1枚でシンプルに素朴な雰囲気のあるカジュアルなコーディネートとしても使えますし、スーツなどカッチリとしたアイテムに合わせることでシックで上品なテイストを加えることも出来ます。

◆おすすめ古着シャンブレーシャツ

アーバンリサーチのシャンブレーシャツです。50年代を彷彿させるデティールがふんだんに使われています。

 

ベンデイビスのワークシャツです。こだわりのデティールが詰まった1着です。サラリとし、
柔らかな手触りの生地です。

 

Lee(EDWIN)の レディースシャツです。 軽く羽織れるシャンブレーシャツは、春の着こなしにぴったりなアイテム。 デザインはウエスタンシャツですが、 猫目ボタンと可愛らしいマチがついて、かなりおしゃれなシャツに仕上がっています。

 

白ステッチと猫目ボタンがかっこ可愛い1着です。アメカジの定番アイテムでデニムはもちろん、チノにもあわせやすく羽織るジャケットも選ばない便利アイテムです。


最後に

いかがでしたでしょうか?これからの季節に活躍するシャンブレーシャツ。ぜひあなたのワードロープに加えてくださいね!


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